看護師の原点
とある患者さんに、ありがとうございます。
その方は、私に私自身の看護の原点を思い出させてくれました。
「悩み痛み苦しんでいる方の1つの支えになりたい。その方が1日を振り返る時、自分と関わった事で1つでも笑顔になってもらいたい。」
これが私の看護の原点。
今の職場に2年経ち、そこの職場の「普通」に慣れた。
どこの職場でも度合いが違えど、人手不足で業務過多。
自分も事あるごとに思った。
「仕方がない」
でも、そんなのプロじゃない、そんな言い訳をしない、改善していく事がプロ。
日々進歩する医療事情とその体制と患者さんのニーズ。
それに個々ではなく、チームとしてサポートしていきたい。
「ひとを救えるのはひと」
もう言い訳なんてたくさんなんだよ。
「仕方がない」「仕方がない」「仕方がない」
「検討中です」「検討中です」「検討中です」
いつまで言ってんだよ、目の前の患者さんがそれで犠牲になってるじゃないか。
「あなたの言っている事も分かります、でも現実はそううまくはいかない、理想通りにいかないでしょ。」
そんなの分かってるから、何度も上層へ直訴してんだろうが。
理想のため日々試行錯誤するのが責任だろうが。
もっと現場の患者さんと職員を見ろよ、もっと声を聞けよ、もっと顔を見ろよ。
そこに人道なんてあるのかよ。
私は、私の看護を信じて貫き、周りの後輩先輩、患者さんに影響されながら変化させていく。
私の看護師の原点をベースに。